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[11.20 キリンチャレンジ杯 日本4-0キルギス 豊田ス]

A代表デビューからわずか2分足らずでの初ゴールは日本代表史上最速の記録。初選出のDF山中亮輔(横浜FM)がサムライブルーの歴史に名を刻んだ。キリンチャレンジカップ・キルギス戦の前半2分、PA左寄りの「得意としているところ」から左足を振り抜くと、ファーポスト際を見事に撃ち抜いた。

「もっと緊張すると思っていたけど、思ったよりは普通に入れた」というA代表デビュー戦。チームメートの計らいもあって、開始直後に「ボールに触らせてもらえる感じだった」とファーストタッチを迎えると、次のプレーでJリーグ屈指の左足が火を吹いた。

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「出来過ぎかなと思いますし、試合全体では細かいミスもあった」


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FW北川航也(清水)の縦パスがFW杉本健勇(C大阪)につながると、得意のオーバーラップからゴール前に侵入。「かなり良いタイミングで出してくれた。ワンタッチしようと思ったけど、思い切って振り抜いたのが良かった」。ダイレクトで左足をスイングし、完璧なインパクトで初ゴールを記録した。

A代表デビュー戦での初ゴールは今年3月24日の親善試合・マリ戦でMF中島翔哉(ポルティモネンセ)が記録して以来、史上31人目。また前半2分というスピード達成は、2015年8月3日の東アジア杯・北朝鮮戦でFW武藤雄樹(浦和)が記録した前半3分を上回り、史上最速だった。歴史に名を刻むゴールを「本当に素直にうれしかったです」と笑顔で振り返った。

「たくさんのお客さんが入った中、良い雰囲気で試合ができて純粋に楽しかった」という25歳は、前半43分に自慢のFKでもスタンドを沸かせた。ゴール右斜め前35mの位置だったが「時間帯も時間帯だったので狙ってみようと思った」と長い助走から左足を一閃。ボールは大きく枠を外れたが、A代表の舞台で大きな価値のあるトライとなった。

しかし、初出場初ゴールを単なる思い出で終わらせるつもりはない。「出来過ぎかなと思いますし、試合全体では細かいミスもあった」と振り返ると、「球際、デュエルの部分は向上させないといけないし、奪った後の一本目でミスがあったので、そこを向上させていきたい」と課題はすでに見えている。

ミスが続いた終盤にはDF吉田麻也から喝を入れられたといい、「いろんな選手とできてうれしかったし、成長につなげていきたい」と国際経験豊富なチームメートから刺激も受けた様子。「まだまだ全然足りないし、練習から力不足を感じる。地に足をつけて、Jリーグで結果を出せるようにやっていきたい」。最初のトライを日常に還元させ、J1リーグ戦残り2試合で成長した姿を見せつける。
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次回の活動は1月、森保一監督体制初の公式戦となる『AFCアジアカップ』を迎える。